2017年10月1日

映画の上映会 テアトルキクチvol.2 開催します!

テアトルキクチの第2弾の開催が決まりました。
11月26日(日)、場所は郡山市桑野にあるドーナツとコーヒーのお店MAPLEです。

上映作品は、「キッチンストーリー」という北欧映画。
台所に監視台があって、それにおじいさんが座っているっていうこの画像だけで、これは絶対おもしろい、見なきゃって、私は思いました。この二人は、監視する側とされる側、交流をしてはいけないのです。ですが、この後二人は少しずつ打ち解けていきます。その二人の様子がとっても微笑ましいのです。
注目してほしいのが、料理とインテリア。北欧らしくてかわいい(おいしそう)ので、見どころです。

映画だけでなく、今回はをしりの地元、二本松ゆかりのお店や作家さんの出店があり、映画を見ない方も商品を購入できます。

ただ、スペシャルおやつとしてご用意する「ボナンザのチーズケーキ」は映画のお客様のみなのでご注意ください。(ボナンザは、岳温泉近くにあるカフェで、私はボナンザが大好きです。)

みんなで、ろうそくの明かりのなか、映画とおいしいおやつとコーヒーを楽しみませんか?

ご予約は、をしりのサイト woshiri.com の「テアトルキクチの予約はこちら」からお願いします。



2017年3月24日

印象に残る先生「ひげの先生」

小学校の5、6年の時の担任の先生は、男の先生だった。

ひげを生やしていて、30代くらいだったと思う。
11歳の私がこれまで出会ったなかでは、一番先生らしくない先生だと思っていた。

男子と同じ次元でふざけていたし、しいたけは嫌いだからと給食を残していた。男子たちは先生の子分みたいにいじられていた。

でも子供たちの間で何かがあると、真剣に怒ったり、一緒に考えたり、泣いたりしてくれる熱い先生でもあった。

話は変わって当時の私のイメージは、仲良しではない友達にとっては大人しくて真面目な子という感じだったと思う。
というのには理由があって、3、4年の時の担任の先生がとても厳しいおばちゃん先生で、私はその先生の噂を聞き、とてもおそれていた。ところが、私は3年生になったその日にお弁当を忘れ、おばちゃん先生のお弁当を食べさせてもらうという、初っぱなからとても目立ったことをしてしまったため、それ以降なるべく目立たないように、怒られないようにと過ごしていたのだ。

だから、みんなからリーダー的な役割を推薦され、班長などをよくやっていた。

でも、ひげのその先生は、修学旅行の班長を、いつも同じ人はつまらないからと、私に決まったあとに他の人を班長にした。そんなこと言われたことがなかったので驚いたが、そのおかげで私は、衛生係になったと記憶している。

卒業間近になり、クラスの文集を作る話があった。そのタイトルをクラスで話し合っていたときだ。「未来へ」とか「思い出」とか、当たり障りのないタイトルの候補が黒板書かれていった。
そして、多数決によってその当たり障りのない候補から、もっとも当たり障りのないタイトルに決まった時に、ひげの先生が時間を止めた。

それじゃあつまらないから、タイトルは「あっ」にしよう!

今まで話し合った時間は何だったのかと少しだけ思ったが、そんなタイトルの文集見たことないぞ、とわくわくもしていた。

とうとう、文集は「あっ」に決まり、出来上がった冊子を見たら、「あっ!」とビックリマークもついていた。太くて立派な筆文字だった。

卒業式には、トレードマークだったひげを剃ってやってきた。そして泣いていた。

みんなと同じじゃ、いつも同じじゃおもしろくないと、身をもって教えてくれた先生だった。

2017年1月23日

テアトルキクチの上映作品&ミニライブ

2月18日のテアトルキクチで上映する作品たちです。

台北カフェストーリー(81分/2010年/台湾)
■あらすじ
姉妹が念願のカフェを台北でオープン。やっと開店したものの、お客が入らない。そこで妹が、カフェで物々交換を始めるアイデアを思いつく。様々な物が持ち込まれ、そして次のオーナーのもとへと去っていく。やがて物々交換はドゥアル・カフェの一番の魅力となっていく。そして物々交換がきっかけで出会った人たちが、心を通わせていく。そして、物々交換をきっかけに、姉妹の価値観が変わっていく。本当に大切なものは?台北を舞台に展開するオシャレ感覚溢れるカフェ・ストーリー。
■をしりからみなさんへ
レンタルビデオ屋で借りてきて見る映画も手軽でいいけれど、カフェでみんなで見る映画も、雰囲気があっていいなと思います。そして、この作品は、レンタルされていない作品なので、なおさらこの機会に見てほしいです!!
予告編はこちら↓


おしゃまなマーシェ
■プロローグ
マーシェは内気で
クリクリヘアーが悩みの女の子
雨の日は憂鬱でたまりません
そんなある日・・
■をしりからみなさんへ
アニメーション制作からイラスト、ヒゲの神主パフォーマンスなど、様々な役柄を渡り歩く、福島の作家、ヤブキユミさんのパペットアニメーション作品です。
パペットアニメって、コマ撮りという方法で作られるのですが、とっても手間がかかるんです!でもそれを忘れちゃうくらいかわいい!ヤブキユミさんの世界をみんなで楽しみましょう♪





キッチン
宇都宮の作家、鈴木琢哉さんの作品です。普段は、優しそうな男の子、作品も彼のように優しいです。鮮やかな色彩と女性的な感覚で、キッチンを表現しています。彼自身が作った音楽にも注目してみてください。







こけしおりのうた
手前味噌ですが、をしり姉が作った「こけしおり」のミュージックビデオも上映します。撮影期間2日。ちゃっちい感じ(ちゃっちいって方言ですかね?)がこの作品のいいところです。
こけしおりとは、をしりが作った、こけしの形をしたしおりのことです。いろんなこけしおりが、をしりのもとを旅立っていきました。きっと、みなさんと仲良くやっていることだろうと、こけしおりを思って毎夜星を眺めています。そんな思いを込めて作りました。


そして、こけしおりのうたの作曲をしてくれた福島のミュージシャン、ヒトリミさんのミニライブもあります。生のこけしおりのうたが聴けますよ!カフェに似合う曲も歌ってくれる予定です。



イベントの詳細はこちらです↓
http://woshiri-blog.blogspot.jp/2016/12/blog-post.html

テアトルキクチのごはん

2月18日のテアトルキクチでお出しする「まりの台湾風ごはん」は、

台湾で食べられている、鶏のエキスがたっぷり入ったスープ「麻油鶏」&塩おにぎりです。



















私、この間、念願だった台湾に実際に行ってきたのですが、
八角という香辛料のにおいが合わなくて、あんなに楽しみにしていた夜市に行けなかったんです!!あんなに楽しみにしていた夜市・・・・・

そんな私(をしり姉)が作る台湾風ごはんですから、とってもやさしいお味になっています。

コトコト煮込んでいるので、お肉はホロホロ。
ネギとしょうがが入っているので、ポカポカ。

おにぎりは、私の地元、二本松でとれたお米を使います。
スープとおにぎりは、別々に食べてもいいですし、スープに浸して食べてもおいしいです。

こちらは、予約制ですので、ご予約を忘れずにー^^

イベントの詳細はこちらです↓
http://woshiri-blog.blogspot.jp/2016/12/blog-post.html