2018年9月24日

雑貨の展示&販売会「をしり、粒へ行く」





















「をしり、粒へ行く」
雑貨の展示&販売会
◆11/3(土)・4(日)
◆11:00~17:00
◆喫茶店 粒(JR安積永盛駅の目の前)

をしりは、福島モチーフの雑貨を作って販売していますが、店舗を持っていません。そこで、私の誕生日がある11月に、喫茶店粒さんの一角をお借りして福島モチーフの雑貨の展示&販売会をやります。定番のメッセージカードやトートバッグ、ブローチ、コースター。粒のなえさんのつくるプリンのメッセージカードも作りました。(数量限定です!)




















というのも、前々から粒さんの真っさらな白い壁に和紙モビールを飾ったら素敵だろうな
ーと思っていました。粒さんにお願いしてみたらぜひ、とのこと\(^o^)/
初めてのことなので、どうなるか全く未知数ですが、皆さんに楽しく見ていただけるように準備したいと思います!

















この2日間は、をしりの新商品、二本松の伝統和紙を使ったモビールをたくさん飾ってお出迎えします。モビールの名前は、「和紙ゆらゆら」。うちの1歳の子はこのモビールが揺れるのを見てニコニコ。
この「和紙ゆらゆら」は、和紙に色をつけ、ランダムに切り、切ったものを組み合わせて形を作り、さらにそれを組み合わせてモビールにしています。

少しくしゃっとさせて、その陰影や和紙の質感、色と形の組み合わせを楽しんでもらいたいと思い、制作しています。
全て手作業なので、たくさんは作れません。その手作りの味を感じてもらえたらなと思います。

たくさん飾るというところがミソで、きっとおもしろい空間になると思います。見に来るだけでももちろんOKです。

さ!ら!に!
雑貨を購入いただいた方には、今試作中の便せんのサンプルをプレゼントします。これも、妹とあーでもないこーでもない言いながら絶賛試作中。早い者勝ちですよ。

粒の店主なえさんの作る飲みもの、おやつはどれも美味です。見た目からも生クリームめっちゃ丁寧に絞ってる!とわかるくらいに気持ちを込めて作られています。きっとオイシクナーレの魔法使ってると思います。美味しいものを食べつつ、をしりの雑貨も楽しんでもらえたら嬉しいです。

長くなってしまいましたが、みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

2018年7月20日

よしたかくんのこと

小学校の同級生のよしたかくんは、笑うと目がなくなる
いつもニコニコしていた
だからいつも目がなかった

よしたかくんの目からは優しさがにじみ出ていた

あれは、確か何かの授業中
松山千春の「良生ちゃんとポプラ並木」を先生がCDで流した

春は細道ポプラ並木を 良生ちゃんと学校帰り
良生ちゃんは足が長く 僕はいつでも小走りだ
春のやさしい日差しを浴びて
ポプラ並木は 背伸び 背伸び

夏は陽炎ポプラ並木で みんな集まりチャンバラごっこ
良生ちゃんは正義の味方 僕は悪役切られ役
夏の日差しにかげろう揺れて
ポプラ並木は 背伸び 背伸び

秋は夕暮れポプラ並木の 長い影はアベック・コース
良生ちゃんは女連れで 僕は一人でいじけるばかり
秋は木枯らし凍えるように
ポプラ並木は 背伸び 背伸び

冬は初雪ポプラ並木を しばれた身体丸めるように
良生ちゃんはスケート選手 僕は補欠のまた補欠
冬は一面銀世界
ポプラ並木は 背伸び 背伸び

あれからすでに十年過ぎて 良生ちゃんは結婚をして
風の便りに聴いた話じゃ 男の子が生まれたそうだ
いつも僕らを見守るように
ポプラ並木は 背伸び 背伸び
いつも僕らを見守るように
ポプラ並木は 背伸び 背伸び

クラスのお調子者が「よしたかちゃんだって」とよしたかくんのほうを向いて笑った
みんなもそれにあわせてアハハと笑い、教室が賑やかになった

よしたかくんは、最初にこにこしていた

よしたかくんも笑ってる
自分と同じ名前、しかもよしたかちゃんって呼ばれてる
そりゃおかしいよな
とみんなと同じく私も笑っていた

ところが、次によしたかくんのほうを向くと、よしたかくんはシクシクと泣いていた

我慢していた涙がこぼれていた

注目されるのが恥ずかしかったのか、からかわれるのが嫌だったのか

私も笑ってしまったことを心の中で後悔しながら、よしたかくんの優しさを再確認していた

最初にこにこしていたのは、みんなにあわせてくれていたんだ
やっぱりよしたかくんは優しい

この歌をきくと、よしたかくんを思い出す

2017年10月1日

映画の上映会 テアトルキクチvol.2 開催します!

テアトルキクチの第2弾の開催が決まりました。
11月26日(日)、場所は郡山市桑野にあるドーナツとコーヒーのお店MAPLEです。

上映作品は、「キッチンストーリー」という北欧映画。
台所に監視台があって、それにおじいさんが座っているっていうこの画像だけで、これは絶対おもしろい、見なきゃって、私は思いました。この二人は、監視する側とされる側、交流をしてはいけないのです。ですが、この後二人は少しずつ打ち解けていきます。その二人の様子がとっても微笑ましいのです。
注目してほしいのが、料理とインテリア。北欧らしくてかわいい(おいしそう)ので、見どころです。

映画だけでなく、今回はをしりの地元、二本松ゆかりのお店や作家さんの出店があり、映画を見ない方も商品を購入できます。

ただ、スペシャルおやつとしてご用意する「ボナンザのチーズケーキ」は映画のお客様のみなのでご注意ください。(ボナンザは、岳温泉近くにあるカフェで、私はボナンザが大好きです。)

みんなで、ろうそくの明かりのなか、映画とおいしいおやつとコーヒーを楽しみませんか?

ご予約は、をしりのサイト woshiri.com の「テアトルキクチの予約はこちら」からお願いします。